脱力は足し算にも引き算にもなる!?股関節も脱力してみた

私たちの日常生活の中では、どうしても力が入ってしまう。
特に近年ではデスクワークなども多くなり、これまでにはない部分にも力が入ってしまう。

そんな日常だからこそ、股関節を緩めることが出来たら最高ですよね。

今回もまた、小林圭さんに股関節を緩める方法を伝授していただきます!

「足し算にも、引き算にもなる」新たな気付きを得ることができるかも!?

早速やってみよう!とその前に

では早速、股関節の脱力をしていきましょう!

まずは、股関節の可動域のチェックから行っていきますよ。

そのために、まずはうつぶせになって寝そべります。
このうつぶせの状態から、膝を90度の状態にしてかかとで円を描いてみてください!

実はこの時、三角形になったり四角形になってしまったりします。

また、外側の動きや内側の動き。
こうした時に何かしら引っかかるようになっていると力が入っている証拠。

改めて自分の現在地を知ることによって、よりしっかりとほぐし緩めることに繋がりますからね!

さあ、こちらが分かったところで緩めて参りましょう!

ゆるボールを使って骨盤を動かすように!

早速ゆるボールを使って、ゆっくりとほぐしていきますよ!

①足をそのままゆるボールに乗せて、ボールを転がします。

②最初は縦と横に。慣れてきたら円を描いてみましょう!

この時に注意すべきなのは、足の力でやろうとせずに小さな筋肉を意識して骨盤で動かすようにやること。

股関節周りやお尻回りは筋肉も多いので、なかなか骨盤だけを動かすというのは難しいですが、意識してゆっくりと行うことで緩んでいきますよ!

手順としてはこの2つだけ。しかし、この二つが難しいということ。

こちらはなるちゃんに体験していただきながらやってもらいましょう!

なるちゃん、股関節を緩める

元々緩めたい部位ナンバーワンだったという股関節。
意外となるちゃんは硬いようで……。

早速ゆっくり、じっくりと緩めていきます!

ゆるボールもまた弾かれて遠くへ行きそうになるなど、悪戦苦闘するなるちゃん。しかし、ここにも重要なポイントがあったのです。

それは無意識に力が入っているということ。
ぎゅっと抑え込むようにボールに脚を乗っけていると、ボールから嫌われてしまいます。

友達となるためには、ボールを信頼してあげること。
ボールに身体を委ねながら、優しく転がしていきましょう。

ゆっくりと大きく回すときに、小林さんが回してくれたように本来、人間は回るように体ができているということなんです!

では、なぜそれが出来ないのかというとそこに余計な力が入っているからにほかなりません。とすると、無駄な力が入っているからこそ、脱力させる。

これが引き算の考え方です。

一方で、全身の細かい筋肉をしっかりと意識することでより高いパフォーマンスを発揮することも十分に叶うかもしれません。

むしろこうした細かい筋肉の部分を呼び起こすこと、これが足し算とも言えるでしょう。

つまり、足し算にも引き算にもなるというのはそう言うことなのですね!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回で小林さんのインタビューと動画は以上となりますが、今後もスポーツ指導超会議などで小林さんが脱力をレクチャーしてくれるかもしれません!

交流会などでも小林さんはいらっしゃいますので、こちらの動画を見られた方や記事を読まれた方。

ぜひぜひ脱力しながら、交流を深めてみてはいかがでしょうか。

小林さん、この度はお話から脱力の実演までしていただき、ありがとうございました!

プロフィール

小林圭

20代前半に右膝前十字靭帯を損傷しつつも、アイドルグループの一員として活動する傍ら、様々なレッスンやトレーニングを行う。
自分の体と向き合う中で、心と体を整える為には脱力が重要であるということに気が付き、今まで培ったノウハウと脱力を掛け合わせ、独自の完全脱力メソッドを開発。
アイドルグループ卒業後、多くの方に完全脱力メソッドを伝えたいという想いでK-Studioをスタート。現在は唯一無二の脱力師として、美や動き、健康をサポートしている。