【3月超会議レポート】【ENJOY SPORTS!一人一人が”超”盛り上げる、新しいスポーツの可能性!】

2023年3月29日、【ENJOY SPORTS!一人一人が”超”盛り上げる、新しいスポーツの可能性!】というテーマのオンラインセミナーを開催いたしました。今回のセミナーでは、ゲストスピーカーとして1989年サッカーインターハイ優勝経験をお持ちであり、現在スポーツ芸能人のペナルティ ヒデさんをゲストスピーカーとしてお招きしました!




1月、2月のセミナーでは、スポーツビジネスについて熱く学んできましたが、本セミナーでは、ビジネスも大事!でも発展させるためにも【一人一人がスポーツを楽しむ!】というところにフォーカスし、実際にスポーツで活躍された

・ヒデさんの経験
・経験から学んだこと
・ヒデさんの考え

などをお伺いしました!
参加者の方々の満足度も大変高いセミナーとなりました。その概略をレポートいたします。

【ゲストプロフィール】

まず初めに、「あなたは、スポーツを通じてどのようなことを培ってきましたか?」というテーマのもと、スポーツと自身の振り返りの時間を設け、グループディスカッションを行い、その後に、ヒデさんスポーツについて熱く語っていただきました!

中には、スポーツだけでなく、人生に活かせる「心に残る Hot Word 」もたくさん出てきていますので、探してみてください!

スポーツの魅力

「一生懸命何かを続けることによって人の心を動かせる・感動を与えることができる」

(例)
・自分も頑張ろうというパワーをもらえる
・スポーツしてみようかな、またしたいなという気持ちを与える
・世代や国を超えて、世界中の人とコミュニケーションが取れる

しかし、近年では体罰などの問題が多くメディアで流れています。


「昔は、それが当たり前だった」「強くなりたいなら我慢しろ」そのような指導は、「現在だからダメ!」なのではなく、「昔からダメだったのに目を瞑ってきた指導法」とヒデさんが語ってくださいました。自身も名門校を出て辛い練習をたくさんしてきたとか。選手が練習を頑張る理由が「怒られたくないから」「怖いから」という気持ちになっている環境は絶対ダメであり、選手が自ら競技に前向きになれる指導法が日本はもっと必要である。と語ってくれました。

ヒデさんが選手時代「競技を頑張れた理由は?」
純粋にシュートが入ったら楽しかった。皆んながいたからチームのために頑張ろうと思えた。自分で発信するのが得意な人間ではないことから、人から影響を受けることが多い少年だった。人は一人では生きていけないというように、「人のためにできることをしたい。」という理由が自分がスポーツを頑張れる理由になっていた。

「選手を辞め、プロではなく芸人を目指した理由は?」

自分は、大学に進学。将来プロになるか真剣に迷っていた時期に、昔一緒にプレーしていた実業団選手と練習試合をしたときに全く刃が立たなかった。確実にレベルアップしている選手をみて実業団というプロ組織の凄さに、自分がプロサッカーで活躍するのは難しいと感じ、違うことをやろうと思いお笑いの道に進んだ。

「スポーツとは違う芸人生活、10年間の下積み時代、どんなことをしていた?」

教科書のない世界で正解がわからない中、一つ一つ手探りをしていった。先輩とご飯に行かせていただく場合に、フットワーク軽く参加するようにしていた。先輩に気に入っていただけることで貴重な話を聞かせてもらえたり、知識を教えてもらえた。言動やテクニック・感覚を学んでいた。

「ナンパは、根性。コンパは仕切り」

ナンパは根性いるんですけど、その中には、誰だかわからない初めて会う人に自分の魅力を伝えられる、笑ってもらえるのは力になるんだよという教えだった。コンパは、芸人はサービス精神が大切だから飲み物をついだり、食事をとりわけたり、小さな日常から芸人へのテクニックを教えてもらっていた。

「知識と経験は、荷物にならない」

毎日必死に本を読んで知識を身につける努力をした。知識がたくさんあればお笑いにも活かせるし、今の出版にも活きている。今すぐその経験が活かせるかは分からないけれど、きっといつか花が咲くと信じている。


「ヒデさんが、芸人として求められていることは?」

やっていることは違うけど、考え方はスポーツと一緒。それぞれのポジションがあって繋ぐことが大切。サポーターがいてのスポーツ、ファンがいてのお笑い。内輪で争うのではなく、一緒に力を合わせて視聴者の皆さんに楽しんでもらう。今の自分がスポーツのためにできることは、こうやって経験を話させていただいたり、メディアや現場でアスリートの凄さやその後を伝えていくことが大切だと思っています。見えない部分の努力も大事。


「既に出来上がっている椅子を奪おうとするのではなく、違う椅子を作る努力をした。」

「ヒデさんがこれからやっていきたいことは?」
「1日1日を無駄にしない」歳を重ねるごとに時間を大切にしたいという思いが強くなった。何が起こるか分からないからこそ常に大切に過ごしていきたい。そして、常に知識をつける努力をしている。広く浅くてもいいから、知識をつけておいて関わることがあったら一気に深く知識をつけていけばいい。

「扉を開けたその向こう側にもう一つ扉がある」これは、人の付き合い方も一緒。自分が出会った人が直接会いたかった人とは限らないけど、その先の扉に出会いたかった人がいるかもしれない。


ヒデさんの心温まるワードがたくさん溢れるセミナーでした!スポーツについてたくさん考えることもでき、スポーツという枠を超えて、人として、人生について考えさせられる時間でした。

【参加メンバーの学びの声】

・どんなスポーツをするとかどのクオリティでするかという事より
何に気づいて自分に取り入れるかの大切さに気付きました。

・スポーツの可能性は無限大だと思える良い時間でした。
・ヒデさんの何歳になっても学ぶ姿勢と行動力は自分も
取り入れていくべきものだと感じました。

・人生はご縁とそのタイミングだなと思いました。

・今回も楽しく参加させていただきました!
途中で自分の要望を一方的に話してしまいましたがこういう話も
超会議でしかできないお願いなので聞いてもらえてすごく嬉しかったです!
本当にいろんな業種の人達との交流は楽しいです!

・現役を貫いている方は見えないところでたくさんの努力を重ねて
常にアップデートしているんだと改めて感じました!

・ただ「スポーツ」と言っても個々の方の考え方や感じ方は様々で、
特にその方の背景を踏まえた上での現在の考えなどを知ることができて大変良かったです。

・『さんまさん』より優れている事は、何か?一般的に、優れている人と比べられる事が多く、
評価をされてしまう。でも、必ず『優れている』事が、あるはずなのに、
その事で、自分の価値を見失う事が多い。他人と比べる事で、指導者は、
『しっかり見てる』のアピール。選手は、見下す相手が居れば、『あいつより』と言う、
出来なかった事の理由になる。お互いが、尊敬しせる環境を作れる指導者、
出来ない事を教える選手が、増えると良いと思います。今回のWBCでは、
この辺りのベンチワークを多く見られました。

・教科書のない世界で自分の居場所を作ることやユーモアに関する出会いも
楽しくお話を聞くことができました!

・スポーツとお笑いに共通点が多いことを知り、何かを創り上げるために
「共創」ということが今の時代には必要だと感じました。

・ヒデさんの言葉の一つ一つが心に刺さりました。スポーツを通じて学んだことが
枠を超えて仕事や私生活でいかせますし、実際に学校で教えてもらえないことを教えてもらい、
大人になってもその学びが身についています。なんでも結びついている。
物事を分離させて考えるのではなく、いろんな目線から見れるようになりたいなと思いました!
「知識と経験は荷物にならない」本当にその通りだと思います!
自分に言い聞かせて生活していきます!・視点を変えて前進する大切さです


セミナーのアーカイブ動画はこちらからご覧になれます!
https://www.evawat.com/movie-detail?mov=437


最後までご覧いただきありがとうございます。

執筆:北山あり(スポーツ超会議アシスタント)