今回のスポ超セミナーのテーマは
「スポーツチームの ”超”進化!スポーツビジネスを新たなステージへ!」
です。
日本のスポーツビジネスは、まだまだ遅れている中、
新しいチャレンジが必要不可欠です。
今回は、日本で初めてスポーツチーム経営で上場企業となった、
琉球アスティーダの早川社長をゲストにお迎えし、
スポーツをビジネスとして価値に変えるために
必要なことをたくさんお聞きしながら、
一緒にスポーツビジネスを進化させる取り組みについて、
ディスカッションしたいと思います。
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■ 7月度スポ超セミナー 開催概要 ■
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日時:7月31日(水)19:30~22:00
開催場所:zoom開催
料金:非会員5500円/会員無料
テーマ:スポーツチームの ”超”進化!スポーツビジネスを新たなステージへ!
ゲスト:早川周作さん
(日本史上初プロスポーツチーム上場企業/琉球アスティーダ代表)
https://ryukyuasteeda.jp
お申し込み方法
<会員>
会員の方は申込不要です。
コミュニティアプリの「運営からのお知らせ」に
掲載されるzoomURLから当日直接ご参加ください。
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<非会員>
下記決済URLから決済手続きを
お願いいたします。
事務局より2営業日以内に
ご案内をお送りいたします。
申込締め切り:7月30日(火)
2023年5月にスポーツ超会議は、丸3周年を迎えました。
関わる皆様あってこそだと運営一同感じております。
本当に皆様いつもありがとうございます。
今回行われた3周年記念セミナーについてのレポートは
下記URLよりご覧ください。
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💁♂️ 目次(見たい項目を選択)
【✨マークは要チェック!】
■はじめに
■これまでの活動
コミュニティ内の活動
コミュニティ外への活動
会員からのシェア]
■✨リブランディングのお知らせ✨
『スポ超』Neo Sports Community
スポ超の目指すところ
多様なプロジェクトアイデア
若手コミュニティとの連携
公開“超”プロジェクト会議
■✨今後のイベントスケジュール✨
6月スポ超セミナー
zoom交流会
SNS”超”研究会
オフライン交流会
次世代セミナー
■ディスカッションまとめ
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3周年セミナーは大変盛り上がり、
参加者は約120名の方々に及びました!
皆さんの熱意と情熱に溢れた
素晴らしい時間を過ごすことができました。
本セミナーでは「スポーツ×健康」
「スポーツ×教育」など各分野全19グループで議題について
ディスカッションを行いました!
各分野によって見る視点や感じるポイントなどが様々あり、
多くの意見が出たディスカションでした。
残念ながらセミナーに参加できなかった方々にも、
素敵な時間を共有させていただきたいと思います。
<続きはこちらから>
https://bit.ly/Neo-Sports-Community-3anniversary
【TBSスパークルコラボ特別企画!
スポーツ×SDGs”超”コンテンツを考えよう!】
というテーマのTBSスパークル様との
コラボオンラインセミナーを開催いたしました。
今回のセミナーでは、ゲストスピーカーとして
TBSスパークル様から小杉康夫さん、広瀬誠さん、板橋めぐみさんを
お招きしました!
初の試みとなっており、これから一緒にどのようなものを
作り出していくことができるのかワクワクしています!
このセミナーレポートは、
セミナー内のゲストディスカッションで
「学び」となった部分をまとめさせて頂きました。
参加者の方々の満足度も大変高いセミナーとなりました。
その概略をレポートいたします。
【企業紹介】

【ゲストプロフィール】

・メディアの持つ可能性・課題
・0→1を作るのがとても得意な媒体である。
・一人でも多くの人に視聴してもらえるキッカケを作るのがメディアの役割。
・人は人のことがすごく好き!という中で、タイムリーな人を取り上げたり、
知られざるという意表をつくこともある。
↑ 旬な有名人や注目選手を常にチェックし、キャスティングを行う。
その人の魅力を知ってもらい・興味を持ってもらい、
キャッチフレーズをつけたりと注目をしてもらえるように
ストーリーを作っていくこともある。
スター選手の発掘もそのような基準でしている。
(例)世界陸上 織田裕二さん /ボクシング 亀田3兄弟 など
・スポーツがどう見えているのか
・メジャースポーツの方が優位性はあるにせよ、
マイナースポーツの選手も人として魅力があるので
どんどんトライしてほしい。
・現在TBSスパークルはどのようなことに取り組んでいるのか
・過去のコンテンツに価値を感じていて、見直しを行っている。
・バラエティーやSASUKEなどの企画をテレビ以外の
媒体(配信事業など)で発信し、日本だけでなく世界に発信している。
・テレビ離れが進む中、権利ビジネスなど新しいビジネスを
していかなくてはいけないと感じている。
・動画制作にも力を入れている。(学校の学園祭やYouTubeなど)
・SDGsのどこに力を入れているのか
・スポンサーさんを集めたいのでいろんな項目があるので、
企業主導のテーマを扱うこともあるため、
何かに絞るわけではなくそれぞれの項目に魅力があるので各番組で扱っている。
・スポーツ超会議の可能性
・最高の魅力がある団体。TBSは特にスポーツに力を入れているので、
みなさんといろんな活動をしていきたいと感じている。
・個人ではなく、団体の力を利用して皆でバトンを渡し合うイメージで
動画でトライしていけたら、大きな力をつけていけると感じている。
・テレビ局は、企画と制作の力があるので、そこに携わっていけると感じている。
・スポーツの持っている可能性やテレビ以外の媒体も
一緒に作っていくことができると感じている。
・30人31脚などは、とても良い例。ウォーターボーイズも
マイナー×マイナーで出来上がったもの。
・今の日本人は、「推し」を持っている。
応援文化があるので、応援活動で、一緒に成功体験を作っていけたら
素晴らしいのではないか。
たくさんの質問や意見が飛び交う、
活発なセミナーになりました!
これから一緒に事業を作り出す中で、
メディアの皆様の考え方を知る
良いきっかけになったと思います。
ここからがスタートです!
気になる方は、改めてアーカイブを確認してみてくださいね!
セミナーのアーカイブ動画はこちらからご覧になれます!
<会員さま限定公開>
https://www.evawat.com/movie-detail?mov=513
・参加メンバーの学び(一部掲載)
・制作サイドの生の声を聞けてよかった
・メディア目線でお話が聞けて非常に良かったです。
・どういったものがメディア側の方々が求められているのか
現場のお声を伺うことができ競技含め発展に向けて
まだまだ今日からでもできることがたくさんあると
気付きがありました.ありがとうございました。
・メディアからみた注目ポイントが知れて貴重でした!
次回もお楽しみに!
2023年3月29日、【ENJOY SPORTS!一人一人が”超”盛り上げる、新しいスポーツの可能性!】というテーマのオンラインセミナーを開催いたしました。今回のセミナーでは、ゲストスピーカーとして1989年サッカーインターハイ優勝経験をお持ちであり、現在スポーツ芸能人のペナルティ ヒデさんをゲストスピーカーとしてお招きしました!
1月、2月のセミナーでは、スポーツビジネスについて熱く学んできましたが、本セミナーでは、ビジネスも大事!でも発展させるためにも【一人一人がスポーツを楽しむ!】というところにフォーカスし、実際にスポーツで活躍された
・ヒデさんの経験
・経験から学んだこと
・ヒデさんの考え
などをお伺いしました!
参加者の方々の満足度も大変高いセミナーとなりました。その概略をレポートいたします。
【ゲストプロフィール】
まず初めに、「あなたは、スポーツを通じてどのようなことを培ってきましたか?」というテーマのもと、スポーツと自身の振り返りの時間を設け、グループディスカッションを行い、その後に、ヒデさんスポーツについて熱く語っていただきました!
中には、スポーツだけでなく、人生に活かせる「心に残る Hot Word 」もたくさん出てきていますので、探してみてください!
スポーツの魅力
「一生懸命何かを続けることによって人の心を動かせる・感動を与えることができる」
(例)
・自分も頑張ろうというパワーをもらえる
・スポーツしてみようかな、またしたいなという気持ちを与える
・世代や国を超えて、世界中の人とコミュニケーションが取れる
しかし、近年では体罰などの問題が多くメディアで流れています。
「昔は、それが当たり前だった」「強くなりたいなら我慢しろ」そのような指導は、「現在だからダメ!」なのではなく、「昔からダメだったのに目を瞑ってきた指導法」とヒデさんが語ってくださいました。自身も名門校を出て辛い練習をたくさんしてきたとか。選手が練習を頑張る理由が「怒られたくないから」「怖いから」という気持ちになっている環境は絶対ダメであり、選手が自ら競技に前向きになれる指導法が日本はもっと必要である。と語ってくれました。
ヒデさんが選手時代「競技を頑張れた理由は?」
純粋にシュートが入ったら楽しかった。皆んながいたからチームのために頑張ろうと思えた。自分で発信するのが得意な人間ではないことから、人から影響を受けることが多い少年だった。人は一人では生きていけないというように、「人のためにできることをしたい。」という理由が自分がスポーツを頑張れる理由になっていた。
「選手を辞め、プロではなく芸人を目指した理由は?」
自分は、大学に進学。将来プロになるか真剣に迷っていた時期に、昔一緒にプレーしていた実業団選手と練習試合をしたときに全く刃が立たなかった。確実にレベルアップしている選手をみて実業団というプロ組織の凄さに、自分がプロサッカーで活躍するのは難しいと感じ、違うことをやろうと思いお笑いの道に進んだ。
「スポーツとは違う芸人生活、10年間の下積み時代、どんなことをしていた?」
教科書のない世界で正解がわからない中、一つ一つ手探りをしていった。先輩とご飯に行かせていただく場合に、フットワーク軽く参加するようにしていた。先輩に気に入っていただけることで貴重な話を聞かせてもらえたり、知識を教えてもらえた。言動やテクニック・感覚を学んでいた。
「ナンパは、根性。コンパは仕切り」
ナンパは根性いるんですけど、その中には、誰だかわからない初めて会う人に自分の魅力を伝えられる、笑ってもらえるのは力になるんだよという教えだった。コンパは、芸人はサービス精神が大切だから飲み物をついだり、食事をとりわけたり、小さな日常から芸人へのテクニックを教えてもらっていた。
「知識と経験は、荷物にならない」
毎日必死に本を読んで知識を身につける努力をした。知識がたくさんあればお笑いにも活かせるし、今の出版にも活きている。今すぐその経験が活かせるかは分からないけれど、きっといつか花が咲くと信じている。
「ヒデさんが、芸人として求められていることは?」
やっていることは違うけど、考え方はスポーツと一緒。それぞれのポジションがあって繋ぐことが大切。サポーターがいてのスポーツ、ファンがいてのお笑い。内輪で争うのではなく、一緒に力を合わせて視聴者の皆さんに楽しんでもらう。今の自分がスポーツのためにできることは、こうやって経験を話させていただいたり、メディアや現場でアスリートの凄さやその後を伝えていくことが大切だと思っています。見えない部分の努力も大事。
「既に出来上がっている椅子を奪おうとするのではなく、違う椅子を作る努力をした。」
「ヒデさんがこれからやっていきたいことは?」
「1日1日を無駄にしない」歳を重ねるごとに時間を大切にしたいという思いが強くなった。何が起こるか分からないからこそ常に大切に過ごしていきたい。そして、常に知識をつける努力をしている。広く浅くてもいいから、知識をつけておいて関わることがあったら一気に深く知識をつけていけばいい。
「扉を開けたその向こう側にもう一つ扉がある」これは、人の付き合い方も一緒。自分が出会った人が直接会いたかった人とは限らないけど、その先の扉に出会いたかった人がいるかもしれない。
ヒデさんの心温まるワードがたくさん溢れるセミナーでした!スポーツについてたくさん考えることもでき、スポーツという枠を超えて、人として、人生について考えさせられる時間でした。
【参加メンバーの学びの声】
・どんなスポーツをするとかどのクオリティでするかという事より
何に気づいて自分に取り入れるかの大切さに気付きました。
・スポーツの可能性は無限大だと思える良い時間でした。
・ヒデさんの何歳になっても学ぶ姿勢と行動力は自分も
取り入れていくべきものだと感じました。
・人生はご縁とそのタイミングだなと思いました。
・今回も楽しく参加させていただきました!
途中で自分の要望を一方的に話してしまいましたがこういう話も
超会議でしかできないお願いなので聞いてもらえてすごく嬉しかったです!
本当にいろんな業種の人達との交流は楽しいです!
・現役を貫いている方は見えないところでたくさんの努力を重ねて
常にアップデートしているんだと改めて感じました!
・ただ「スポーツ」と言っても個々の方の考え方や感じ方は様々で、
特にその方の背景を踏まえた上での現在の考えなどを知ることができて大変良かったです。
・『さんまさん』より優れている事は、何か?一般的に、優れている人と比べられる事が多く、
評価をされてしまう。でも、必ず『優れている』事が、あるはずなのに、
その事で、自分の価値を見失う事が多い。他人と比べる事で、指導者は、
『しっかり見てる』のアピール。選手は、見下す相手が居れば、『あいつより』と言う、
出来なかった事の理由になる。お互いが、尊敬しせる環境を作れる指導者、
出来ない事を教える選手が、増えると良いと思います。今回のWBCでは、
この辺りのベンチワークを多く見られました。
・教科書のない世界で自分の居場所を作ることやユーモアに関する出会いも
楽しくお話を聞くことができました!
・スポーツとお笑いに共通点が多いことを知り、何かを創り上げるために
「共創」ということが今の時代には必要だと感じました。
・ヒデさんの言葉の一つ一つが心に刺さりました。スポーツを通じて学んだことが
枠を超えて仕事や私生活でいかせますし、実際に学校で教えてもらえないことを教えてもらい、
大人になってもその学びが身についています。なんでも結びついている。
物事を分離させて考えるのではなく、いろんな目線から見れるようになりたいなと思いました!
「知識と経験は荷物にならない」本当にその通りだと思います!
自分に言い聞かせて生活していきます!・視点を変えて前進する大切さです
セミナーのアーカイブ動画はこちらからご覧になれます!
https://www.evawat.com/movie-detail?mov=437
最後までご覧いただきありがとうございます。
執筆:北山あり(スポーツ超会議アシスタント)
スポーツ指導超会議のzoom交流会です!
毎回スポーツに携わる非常に魅力的な
方々が集まり、熱く語り合っています。
今回は濱田 光次郎さん
(セパタクロー日本代表)と
共同開催させていただきます。
セパタクローという競技に取り組んできた
想いや考え方、
そもそもセパタクローとは
どんな競技なのか?
競技普及のために行なっていることや、
日本代表として世界で戦う
メンタリティなど
色々なことをお話できればと思います!
ご都合が合う方は是非ご参加ください(^^)
良いご縁が発展すること間違いなしです!
日時:9/28(水)20:00-22:00
料金:会員無料(非会員2200円)
途中入退室自由!
お食事や飲み物は、各自ご準備ください。
<会員>
開催場所:zoom開催
申込方法:会員専用のfacebookイベントページに
参加ボタンを押してください。
<非会員>
申し込み方法:下記決済URLから、決済手続きをお願いいたします。
事務局より2営業日以内にご案内をお送りいたします。
paypal決済URL:https://bit.ly/3hWcGHx
申込締切:9月26日(月)
【お問合せ先】
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テレビで流れているスポーツの中継を見ていると、その知識がないものについて私たちはつい「?」となってしまいがち。特に普段触れることのない競技であれば尚更ですよね。
そんな時に私たちが楽しめるように彩を添えてくださるのは、スポーツ中継の実況解説の方々。そんな解説者のお話を聞いてみるというのも、またスポーツへの知識を深める上ではとても重要ですよね。
そこで今回は、11月のカタールワールドカップでも活躍が期待される人気解説者でもある山野孝義さんにお越しいただきました。
山野さんの解説はどのようにして生まれたのか

実はサッカーが現在のような立ち位置になったのはここ30年。言わば「マイナースポーツ」の一つでしかありませんでした。
そんな時代に、山野さんがサッカー選手を志したのが、1968年にメキシコシティオリンピックで日本代表が銅メダルを獲得したこと。後に実業団の先輩ともなる、伝説的な点取り屋の釜本邦成さんや「20万ドルの左足」と称された杉山隆一さんの活躍を見て「これだけの歓声の中でやれるスポーツはサッカーだけかな」と思った事だったそうです。
ですが、当時の日本サッカーではどちらかと言えばオリンピックが優先で、ワールドカップは二の次といった状況になっていたのもあり、あくまで企業スポーツという立ち位置がそう変わることはありませんでした。
とはいえその中でも、先輩の釜本さんとプレーできたこと、各カテゴリーで優勝できたこと。そして日本代表でも戦った経験も大きかったことがうかがえます。
高校時代ユースの世代として、J1リーグ通算最多勝利監督である西野朗さんにメガネの指揮官と呼ばれた岡田武史さんとプレー。山野さんはそうした経験などを振り返りながら「負けられないとか、そういう気持ちになりましたね」と振り返っていました。
西野さんは昨年までタイ代表監督としても指揮を執り、岡田さんはまた違った方面からサッカーの発展に尽くし、山野さんは解説者として活躍されています。これもまた、山野さんの言う「人と人との縁」がそれぞれつながった形なのかもしれませんね。
ですが、それは「仕方なくだった」のだそうです。
というのも、山野さんはヤンマーを退職後に指導者の道に入るも行き詰まり、サラリーマンをしながら母校でサッカーのコーチをしていたのだそうです。その時、当時の恩師から「指導者になるためにはピチッと、サッカーの解説が出来ないと色んな選手に質問されてもすぐ答えることが出来ないと、指導者になれないよ」といわれたことがきっかけだったのだとか。
26年間の中で失敗などもあったという山野さんの解説ですが、自分の話し方を見つけるのには相当時間がかかったのだそうです。今でこそ柔らかな訛りの入った温和なしゃべり方をされていますが、どうしても標準語を意識してしまった時期もあったのだとか。
その中でNHK解説者の中でも数少ない関西弁を前面に出して解説をされる山野さんは、際立つようになっていったのは不思議では無いのかもしれません。
今から10年前でしょうか。南アフリカワールドカップで山野さんの解説を拝聴していましたが、選手の良いプレーを褒め穏やかな語り口で称賛される解説は一視聴者としても楽しみにしていたのをよく覚えています。
解説者の方でも、お祭り騒ぎのような解説をされることで有名な松木安太郎さんとセルジオ越後さん、時折ダジャレを交えた解説でも知られる早野宏史さん。深いサッカーの知識を有している戸田和幸さんに、スペインサッカーへの造詣が深いジャーナリストの小澤一郎さん。
様々な方が多く居る中で、山野さんのような人間味あふれる解説というのもまた、サッカーの魅力を深く届けてくださっているのがとても良く分かります!
サッカーが「文化」になって行くまで

日本リーグというそれこそキャプテン翼でしか聴いたことのないような時代からのサッカーを知っている山野さん。当時岡田さんや西野さんたちと撮影された集合写真が出ている中で、今と昔で何が違うのかと訊かれて「まずこんな思い思いの服装では写真撮らないですよ」と語ります。
現在の代表では練習着を含めてすべて同じものが提供されており、しっかりと整列し、かつチームとして同じ方向を向いているのが良く分かりますよね。そして目標という形でも大きく異なっていたことも伺えます。そもそも、サッカーをやることでお金をもらえるという時代ではなかったというのもあったのかもしれません。
それが1993年5月15日にJリーグとして発足し、選手がサッカーでお金をもらうことができるようになり、外国人指導者の方も多く来日するようになって選手やファンが取り巻く環境も大きく変わって行きました。
当時のJリーグには現在のイニエスタと同じくらいすごい選手が多く来日したことも記憶に新しいところです。イングランド代表のリネカー、日本代表監督まで務めたジーコ、ピクシーと呼ばれ愛されたストイコヴィッチに闘将・ドゥンガ。身体能力は反則レベルと言われたエムボマ、西ドイツでワールドカップを制覇したブッフバルトという選手もいました。
こうした、話題を集めた選手たちの来日も多くのファンの心をつかむに至ったのでしょう。
芥川賞作家でもある津村記久子さんは、サッカーのサポーターの心情を描いた小説を出版し話題となりました。
また、浦和レッドダイヤモンズは、敵地で観客が相手チームより多かったとしても声量では負けないと言われるほど熱い声援を送ることで有名。実際に2017年にはアメリカ『フォックス・スポーツ』による「最も筋金入りのファンを持つ5クラブ」にまで選ばれたほどですし、浦和の街ではサッカーに興味なさそうな女子高校生でさえサッカー談議ができるなどという噂もあるくらいです。
もちろん、お金という面が重要なことは否めません。とはいえ、他のスポーツがどのようにすれば発展していくことができると山野さんは考えていらっしゃるのでしょうか。
アマチュアという考え方も大切

山野さんは「好きだからこそもっと集中してやりたい、っていうのがあると思うんですね」と前置きをしたうえで、今のJリーグの選手たちは早くに引退を決意される方も多い事を指摘します。
実際にJリーグでプロ契約をしたときの最低年俸は480万円。出場機会を保障されているわけでも無く、またJトップレベルの選手や海外で活躍する選手という事を考えた時、篩にかけられていくとその枠はどんどん小さくなっていくのは明白です。
しかし、一方でHONDA FCやソニー仙台といったJFLで根を張り、アマチュアチームとして頑張ると宣言するチームがあるのも事実です。実際にHONDA FCは天皇杯でJリーグのチームを打ち破りベスト8まで勝ち進んだ大会もあるなど現在もアマチュアの雄として名を馳せています。
野球でも「ミスター社会人野球」と呼ばれた杉浦正則さんや、西郷泰之さんといったプロへと進まずとも名をはせた選手は多くいらっしゃいます。
山野さんは「そうしたチームがある、というのも重要なのでは」と語ります。
すそ野を広げる、という点でやはりアマチュアという存在は不可欠です。実際に野球や相撲は戦前から様々な方々に親しまれていたというのもありますし、Bリーグや箱根駅伝が今愛されているのはコンテンツの魅力以上に各カテゴリーにおいて指導されているアマチュア指導者の方々の賜物であることは間違いありません。
サッカーもまた、セルジオ越後さんが「さわやかサッカー教室」で全国津々浦々に出向きサッカー指導を行ったり、キャプテン翼などのサッカー漫画の流行などもあったこと。そして指導者の方々の尽力。これを忘れてはいけませんよね。
それを考えると、サッカーが抱えている課題から色々なスポーツがどう発展していくべきかという一つの意見として興味深いものでした。
講演を通して
山野さんはこれからの活動について聞かれると「サッカーボールを初めて見る人に、これがサッカーなんですよということを伝えられる人になりたい」とお話されました。そして、スタジアムでぜひともサッカーを見てほしいということをお話してくださいました。
特にサッカーはボール近辺だけではなく、ボールが動いていない部分でも様々な駆け引きや動きが要求されるスポーツです。私が言うのも難ですが、スタジアムの試合開始前でも食べ物なども充実していますし、とてもエンターテインメントとしても考えられていると感じます(いかんせん交通アクセスに難がありますが……)。
だからこそ、山野さんは長くボールを蹴りながら(指導者などでサッカーの現場に携わりながら)、解説も行って行きたいと考えているそうです。
現在ではサッカーの楽しみ方一つとってもYouTubeでの解説動画やプレー集を集めた動画、ウイニングイレブンやFIFAシリーズのようなテレビゲーム、またやっていた選手たちが現役を引退後もシニアチームで楽しむことができるなどとても幅広いものとなっています。
もしかしますと、他の競技も別の角度から「楽しい」と思わせる物を見せることが出来たら大きく発展していくのかもしれませんね。
改めて、ワールドカップがとても楽しみになる機会となりました。時差としては6時間となる日本とカタール。ぜひ、山野さんの解説も楽しみにしたいですね!
山野さん、素敵なお話をありがとうございました!











